最近、「いくら休んでも疲れが取れない」「夜、スムーズに眠りにつけない」といった変化を感じることはありませんか? 働く中でこうした心身の変化を感じることは、決して珍しいことではありません 。
今回は、ご自身の健康を守るためのセルフケアについてお伝えします。
心の不調は、体と行動にも表れる
ストレスのサインは、主に以下の3つの側面に表れます 。
・体のサイン:眠れない、朝起きるのが辛い、食欲がない など
・心のサイン:イライラしやすい、集中できない、人と話すのがおっくう など
・行動のサイン:仕事のミスが増える、遅刻や欠勤が増える、休日も回復しない など
「ただの寝不足だ」「みんな疲れているから」と見過ごさず、まずはご自身の小さな変化に「気づく」ことが、対処の第一歩となります 。
ストレスを「ボールのゆがみ」で考えてみる
ストレスは、「ボール」に例えられます。
仕事のプレッシャーや人間関係といった「圧力(ストレス要因)」がボールにかかると、ボールは「ゆがみ(ストレス反応)」を生じます。
働く上で、この圧力を今すぐゼロにすることは難しいので、圧力を跳ね返すための「ボールの弾力(ストレス耐性)」を保ち、上手につき合っていくことも大切になります。
完璧を目指さないセルフケア
ボールの弾力を保つためのセルフケアについて、「運動をして、趣味を見つけて、マインドフルネスをして…」と、真面目な方ほどタスクのように抱え込んでしまいがちです。
しかし、セルフケアは「全部やる」必要はありません 。
ご自身のペースで、まずはできそうなものを一つ試すだけでも十分です 。
・睡眠リズムを整える
・食事を極端に乱さない
・スマホから少し離れる時間を作る
どうしても考えが堂々巡りしてしまう時は、温かいお茶の香りや、外の空気に触れるなど「五感」に意識を向けるのも効果的です。
一人で抱え込まず、早めにご相談を
例えば、「出勤が極端につらい」「消えてしまいたい」と感じるような状態は、一人で抱え込まず、早めに専門家や相談先につながっていただきたいサインです。
また、「疲れがたまっている」「誰かに話を聞いてほしい」と感じる段階でも、無理を重ねる前に相談することが大切です。
相談先は、社内の上司・人事労務担当者様・衛生管理者・産業医・保健師のほか、社外のEAP(従業員支援プログラム)、心療内科・精神科、公的な相談窓口(厚生労働省 こころの耳等)などがあります。
「疲れがたまっているな」と気になった時から、ためらわず、状況に応じた相談先につながることをご検討ください。
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