かわさきFM『Catch The Dream RFMラボラトリー』に出演しました(YouTube・ポッドキャストで公開しています)

2026年10月13日、かわさきFM(79.1MHz)の番組『Catch The Dream RFMラボラトリー』に、ゲストとして出演しました。
ご紹介くださった大友貴子先生(ウェルネス社労士・産業保健事務所)、MCの近藤敏弘さん、アシスタントの環友加里さんに、この場を借りて御礼申し上げます。

かわさきFM『Catch The Dream RFMラボラトリー』のスタジオにて。MCの近藤敏弘さん、アシスタントの環友加里さんと(2026年10月13日)
かわさきFMのスタジオにて。MCの近藤敏弘さん、アシスタントの環友加里さんと(2026年10月13日)

産業医の仕事の中身から、産業医を始めたきっかけ、これから実現したいことまで、30分番組の中で幅広くお話ししました。以下に、番組で話した内容を関連するコラムとあわせてご紹介します。

目次

番組で話した内容

産業医は何をする人か

病院の臨床医が主に病気の診断や治療を行うのに対して、産業医は会社・職場で働く人の健康管理と、健康に働ける職場づくりを支える医師です。常時50人以上の労働者を使用する事業場では産業医の選任が法律で定められており、職場巡視(原則として毎月1回以上。一定の要件を満たす場合は2か月に1回)、衛生委員会への参加、健康診断後のフォロー、長時間労働やストレスチェック後の面接指導、休職中・復職前の面談などを行います。

番組では、メンタルヘルスの重要性に加えて、定期健康診断で何らかの所見がある方が全国で6割近くに上ることや、持病の治療を続けながら働く方が増えていることにも触れ、心と体の両面から職場を支える役割についてお話ししました。

関連コラム:産業医とは?企業が知っておきたい役割・選任義務・相談できる内容を産業医が解説

産業医を始めたきっかけ

内科の診療において、健康診断で精密検査を勧められた方の対応や、勤務先の産業医から「仕事でどんな配慮が必要でしょうか」と問い合わせを受けた経験を重ねるうちに、治療に加えて、職場での予防や、治療を続けながら働くための支援にも関わりたいと考えるようになりました。内科の診療は今も続けながら、2021年に産業医の仕事を始め、2024年に法人化して現在に至ります。

番組では、治療を続けながら働く方への対応について、ご本人の同意を得たうえで、必要に応じて主治医から就業上の留意点に関する情報を得て、産業医の意見も踏まえながら、会社が必要な就業上の措置を検討する取り組みについてもお話ししました。

相談しやすい産業医であるために

会社から「まず相談していただける」関係をつくるために、大切にしていることを3つ挙げました。

  • 相談しやすいこと:訪問日に限らず、メールやオンラインなどでもご担当者と直接やり取りし、「こんなことを聞いていいのかな」と迷わずに早めに声をかけていただける距離感を保つこと。
  • 腑に落ちる形で伝えること:例えば健康診断の数値の意味と今できることを、資料を見ながら一緒に確認するなど、取り組みやすい形で伝えること。
  • 伝えるべきことは伝えること:会社ごとの社風を確認し大切にしたうえで、健康を守るために必要なことは産業医としてきちんと伝えること。

相談した後に「次に何をすればよいか」がよりクリアに見えてくる、その積み重ねが長く相談していただける関係につながると考えています。

関連コラム:従業員のメンタル不調対応を労務トラブルにつなげないために——産業医が考える連携の重要性

これから実現したいこと

従業員50人以上の事業場には産業医の選任義務があり、こうした事業場を産業医として支えることを基本としつつ、産業保健の重要性は50人未満の会社でも変わりません。体調不良の相談などは職場の規模に関係なく起こるため、50人未満の会社からのご相談にも力を入れています。特に、2028年4月からは50人未満の事業場でもストレスチェックが義務となる予定であり、検査をして終わりではなく、必要な方が相談につながる体制づくりを支えていきたいと考えています。

産業医を「困ってから呼ぶ存在」ではなく、「問題が大きくなる前から伴走する相談相手」に。働く方からも会社からも「相談してよかった」と思っていただける職場を、一つずつ増やしていくことが目標です。

関連コラム:50人未満のストレスチェック義務化|検査だけでなく、面接指導の体制まで備える

トーク部分の動画(YouTube・字幕付き)

番組の許可を得て、トーク部分のみ掲載しています(約22分)。章ごとに移動できます(動画のシークバー、またはYouTubeの概要欄から)。

音声版(ポッドキャスト)

番組「産業医が伴走するラジオ 〜仕事と健康ラボ〜」の第1回として、放送の音声版を配信しています。前後にごあいさつを加えた約23分です。

お問い合わせ

初めて産業医を選任する、休職・復職の対応に悩んでいる、事務所の移転などで産業医をお探しの会社のご担当者の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。初回のご相談は無料です。東京都内を中心に訪問しており、オンラインでのご相談は全国対応しています。

※本記事のお問い合わせ案内は企業のご担当者様向けです。産業医面談はお勤め先の会社を通じてご依頼いただくのが基本です。

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